日本ならでは登山形態である縦走登山。本稿では、夏山の縦走の魅力やロマン、実際的なプランニング法に続き、実際の縦走登山で役立つ12のノウハウをお伝えします。
夏山縦走では、日帰り登山やピストン登山にはない場面や状況に直面することもあるでしょう。
まだ経験のない方は、これまでの登山にくらべてどのような点に注意すればよいか想像できないことが多いと思います。
日本ならでは登山形態である縦走登山。本稿では、夏山の縦走の魅力やロマン、実際的なプランニング法に続き、実際の縦走登山で役立つ12のノウハウをお伝えします。
夏山縦走では、日帰り登山やピストン登山にはない場面や状況に直面することもあるでしょう。
まだ経験のない方は、これまでの登山にくらべてどのような点に注意すればよいか想像できないことが多いと思います。
3回にわたってお伝えする、日本ならでの登山形態である夏山縦走の魅力や計画の立て方について、今回は夏山を縦走する際に問題となる、体力の問題・休暇日数の問題・同行メンバーの実力の違いなどを踏まえた、実際的なプランニング法として3つのポイントと計画例をご紹介したいと思います。
なお、初回の夏山縦走がもつロマンについても合わせてお読みいただければ幸いです。
山登りをする人であれば、いくつもの山々を渡り歩ける夏山の縦走は憧れの対象ではないでしょうか。
最初はハイキングから始まった人でも山行を重ねるうちに縦走登山に興味をもち、だんだんと自分なりの山登りのテーマやこだわりを持つようになるものです。
登山をしていて、予定よりも時間がかかってしまい暗くなってしまった体験はあるでしょうか。
経験がある方はわかると思いますが、とても心細い気持ちになりますよね。
登山中は、ケガや道迷いなど様々なトラブルに見舞われることは少なくありませんので、このような状況に陥る可能性は誰にでもあるものです。
日が暮れかかったとき、登山口や山小屋などの目的地まですぐ近くであればそのまま続行すればよいでしょう。
しかし、そうではない場合あなたはどのような判断をするでしょうか。
登山をしていて、予定よりも時間がかかってしまい暗くなってしまった体験はあるでしょうか。
経験がある方はわかると思いますが、とても心細い気持ちになりますよね。
登山中は、ケガや道迷いなど様々なトラブルに見舞われることは少なくありませんので、このような状況に陥る可能性は誰にでもあるものです。
日が暮れかかったとき、登山口や山小屋などの目的地まですぐ近くであればそのまま続行すればよいでしょう。
しかし、そうではない場合あなたはどのような判断をするでしょうか。
遭難したと判断した際、適切に救助の要請をするためにあなたがとるべき行動をまとめた本稿、遭難を減らすための鉄則や、万一の際の救助要請方法をまとめた前編に続き、後編では救助ヘリコプターについて知っておくべきこと、山岳保険の必要性、救助隊員への感謝についてお伝えしたいと思います。
遭難は、誰も好き好んでする人はいませんよね。
自分は遭難なんかしない、想像したこともないという方もいるでしょう。
一方で、一歩間違えれば遭難していたかもしれないという、ヒヤリとした経験をされた方もいるのではないでしょうか。
もし、そのような状況に陥った場合、あなたは適切な行動がとれるでしょうか。
パニックになってしまっては、状況をより悪化させることにつながります。
登山中に病気にかかったら、あなたならどうするでしょうか。
熱中症や低体温症など環境によって引き起こされる病気もあれば、もともと抱えている病気が発症する場合もあります。
登山中にかかる代表的な病気といえば、高山病です。
高山病はその発症原理はいまだによくわかっていないことが多いと言われ、場合によっては死に至るような重篤化するケースもあり注意が必要です。
万が一、登山中に事故が発生して仲間がケガを負い動けなくなってしまったら、あなたはどうするでしょうか。なんの予備知識もないと、その場で右往左往して何もできずに事態はより悪化するかもしれません。
万が一、登山中に事故が発生して仲間がケガを負い動けなくなってしまったら、あなたはどうするでしょうか。なんの予備知識もないと、その場で右往左往して何もできずに事態はより悪化するかもしれません。
また、下手な予備知識では結果的に何もしないほうがマシだったり、最悪のケースとして下山後に責任を問われる場合もあります。
みなさんは、登山において事故を未然に防ぐための原則をご存知でしょうか。
道迷いやケガ、天候の急変など事故につながる個別の要因は様々あり、それぞれ対策を講じることは重要ですが、それらの事故になるべくつながらないよう未然に防ぐための行動原則があります。
みなさんは、登山において事故を未然に防ぐための原則をご存知でしょうか。
道迷いやケガ、天候の急変など事故につながる個別の要因は様々あり、それぞれ対策を講じることは重要ですが、それらの事故になるべくつながらないよう未然に防ぐための行動原則があります。
一般登山において、ロープ(ザイル)が必要になる場面はどういったときでしょうか。
ある程度、登山の経験が増えてきても山にロープを持っていかれる方は多くはないかもしれません。
ロープはただ携行すればよいものではなく、使い方を学んでおかないと、いざロープが必要な場面に遭遇しても無用の長物どころか、誤った使い方をするとさらなる危険にさらされてしまいます。