友人は最初、戸倉に宿を取って大清水から入山して燧ヶ岳日帰りを計画してましたが、自分は距離が長くて時間も掛かるから厳しいと言った所、早朝スタートすれば行けないことも無い。行きたくない理由を並べてるだけ。行きたくなければ夜行バスで行って1人で登ると言いました。
その後に御池登山口から行けば時間も掛からないから日帰り登山出来るかも?と言ったら友人も同調しました。
しかし、御池登山口からのルートは急峻で途中に枯れ沢を登ったりガレ場をトラバースする場所、そして迷いやすいとの事で初心者向けでは無いから御池バス停6時30分発のバスで沼山峠に入り、距離は長いけど長英新道往復で行かないか?と提案した所、御池登山口から入山するのが基本だし、初心者でも行けない事は無いといい、更に自分が難しかったら断念も考えないと!と言ったら友人は諦めたら初心者のまま、難しくても行けない事は無いと言いました。
この発言を聞いて友人は山を軽く考えてると思いました。
因みに自分は鬼怒沼と尾瀬ヶ原トレッキング、そして9月に畳平から乗鞍岳(剣ヶ峰)登山と上高地トレッキングを計画、友人は単独で雨中の鬼怒沼2回に尾瀬ヶ原トレッキングと塔ノ岳、そして9月に鬼怒沼へ行くとの事です。
この程度の登山歴ですが友人提案の御池登山口から入山して長英新道経由で下山するルート、自分提案の距離は長いけど緩やかな長英新道往復ルートどちらで行くべきだと思いますでしょうか?
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栗山 祐哉
どの様なルートをとるかは個人の問題なのでとやかく言う問題では無いかなと思いますが、山登りはとにかく一歩ずつステップアップすべきだと考えます。
怖いと感じているのであれば、それは経験不足、実力不足の現れであり、無理してそのルートを選択すべきでないと考えます。
登山は10年経って半人前、20年経って一人前の世界。今無理して登る一本で、初心者を脱却できるものではありません。
もちろんずっと入門的な山ばかりをやっていても成長はないのですが、今よりも一歩、一段だけ高く階段をのぼる感覚でいるべきかなと思います。
この感覚は人によっても異なるので、もし感覚が合わないのであれば違う方と山に入るべきかなと思います。
各地域にハイキングクラブなどが存在します。まずはその様なところに問い合わせ、ベテランに習いながら少しずつレベルアップを目指してみては如何でしょうか?
Kuri Adventures では、登山初心者の方から学べる無料のオンライン座学講習なども行っています。
脱初心者を目指すというのは無理な登山をすることではなく、技術・知識・経験を積み重ねることであると考えます。
まずは基礎知識から学ぶことでも、不安は解消されるかも知れません。
是非ご参加下さい(*^^*)
10月第1週の台風が接近すると言う日に尾瀬へ行きました。燧ヶ岳は危ないので中止し、燧裏林道から見晴を経由して御池に戻りました。
翌日は荒天後で道が荒れてると思い別行動で友人は燧ヶ岳へ登り、自分は尾瀬沼一周に変更しました。
友人に合わせること無く、自分は無理せずスキルに見合った山に挑戦してスキルを上げていこうと思います。
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登山の総合スキルを体系的に学びたい方必見!
当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?