①登りがとても苦手、苦しいです。相当ゆっくり歩いても息が上がる、汗も結構かくことが多く、また、日によって多少楽だったり、よりつらかったりとまちまちです。週末の運動は欠かしませんが、山の登りは本当にダメなままです。
②学生時代に痛めた膝の影響もあり(はじめは高校自体の陸上部)、サポーターは絶対欠かせません。整形外科の医者からはジョギングもしてはダメ、と言われる状態に以前からなっています。
せめて涸沢には一度は行きたいと思っていますが、先般も、箱根の金時山から明神ヶ岳に行くルートで時間的にも膝の耐性的にも限界二歩手前という感じでした。
一度も講習は受けたことがありませんが、やはりプロに教わることで改善できる部分は相当にあるものでしょうか。
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栗山 祐哉
登山の歩行技術は気合と根性で行うものではなく、科学的理論に基づいて行うべきと考えています。
お伺いしている限り、歩行ペースが早すぎ、また雑な歩き方をしているのではないかと感じます。
大凡ですが、 ” 220 – 年齢 × 0.6~0.7 ” の心拍数を維持するように歩いて下さい。
例えば年齢55歳の場合、大凡 100 ~ 115 の間を維持して歩くのが最もエネルギー生産効率を高めた歩行リズムとなります。
ハートレートモニター付きの時計などを使用し、しっかりと脈拍数管理を行いながら歩いてみて下さい。
Kuri Adventures では歩行技術を学習するためのビデオ学習教材もご用意させて頂いております。歩行技術や呼吸法、運動生理学的知識、日常的に行うべきトレーニング方法などを学習できる内容となっております。
こちらも是非ご視聴願えれば幸いです(*^^*)
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登山の総合スキルを体系的に学びたい方必見!
当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?