登山用の靴下について – 山の相談小屋

アクティビティ:一般登山, カテゴリ:ウェアと装備
相談者:Koharu Tada (女性/40代)
登山用に売っているソックスと通常の靴下の機能的な違いはどういったところにあるでしょうか。
逆に言えば、街で履くような靴下で登山にでかけた場合の懸念点、問題などあれば教えてください。

JMIA認定インストラクター
栗山 祐哉
Kuri Adventures 代表の栗山です。

登山用ソックスの大きなポイントは、裏面がパイル生地になっていること。
ボリューム感のあるパイル生地が足全体を優しく包み込む事で、靴の縫い目などの辺りを緩和します。
これにより靴擦れなどのリスクを軽減してくれます。
また足のすぐ周辺に空気の層を設けることになるので、保温性が格段に高まります。
足の蒸れも起こりにくくなるので、長時間靴を履いたまま運動を続ける登山では、足に優しい専用のソックスを使用することが望ましいといえます。

一方で薄手のソックスを絶対に使ってはいけないかと言えばそうとも言えません。
足裏感覚が増したり、より強固に靴紐を締め付けることで足と靴がズレない状態も作れます。
足には全く優しくありませんが、登攀においては有利に働く場合もあります。
しかしその場合、薄手のソックスを履いた状態で合う靴を買わなくてはならないので現実的ではありません。
クライミング用のアプローチシューズなどを別途お求めになられるのであれば、そのような選択もありかもしれません。

ご参考にして頂ければ幸いです。

解決相談者:Koharu Tadaさん
ありがとうございます!登山用のソックスにはそういった利点があるのですね。
大変参考になりました。

インストラクターに相談する(無料)

 

合わせて読みたい

家族が安心して山へ送り出してくれる登山者になるために

当サイト「GoALP – 山にいきたい、学びたい」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する2期目「安心登山勉強会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?

電子書籍:初級中級・登山の教科書を進呈

安全な登山のためには、総合登山力が必要になりますが、ネットや雑誌などで知る単発的、断片的な知識だけでは安全な登山のためには十分とはいえません。本書は、JMIA登山インストラクターの水上宏一郎・著、岩崎元郎・監修による、主に登山入門から5年目くらいまでの初級者・中級者に焦点を絞り、安全に登山を行う上で必須の知識を体系的にまとめたものです。

  • そういえば登山に関する知識ってきちんと学んだことない
  • 断片的に知ってはいるけど、全体的には知らないことが多い
  • 登山で怖い思いをしたが、どうすればよいかわからない

などに該当する方は必見の一冊となります


電子書籍(PDF)をダウンロード

SNSでもご購読できます。