公共の場所であるため、注意することも出来ずになんだかモヤモヤした気持ちで山を下りることになりました。
朝駆けやナイトハイクを行う登山好きはあの静寂さを楽しみにしていることもあり、ドローンのあの音は正直迷惑だと感じています。彼らのにも素晴らしい風景を世界中や山に登れない人たちに届けたいという目的もあるのでしょうが…
我々が我慢するしかないのでしょうか?
「いいね!」すると登山に関する情報を受け取れます↓
松本 善行
ドローンに詳しい友人の話しを参考に回答させていただきます。
【場所について】
①飛ばして良い場所についてはエリアが定められています。それ以外の飛行禁止区域については、国土交通大臣に対し許可を得る必要があり、許可を得ずに飛ばした場合は罰金や罰則規定があります。
②加えて、地権者の承諾が必要になります。
【飛ばす時の規則】
①人や建物から30m以上の距離を保って飛ばすこと
②高度150m以上の飛行禁止
以上を守っていれば、行動の自由ということで、原則止めさせることは出来ないことになります。
そうなると、受動喫煙の問題と同様に、飛ばしたい側とそれが迷惑となる側の道徳の問題となるでしょう。
また、ドローンは今日、遭難者の捜索に活用される場面も増えてきていますので、今後利害関係も複雑化し、それに比例して両者間の摩擦も増えてゆくかもしれません。いずれにしましても、お互いの思いやりの気持ちが必要ではないでしょうか。
確かにお互いを尊重し合う気持ちが1番大切なのかもしれません。
わざわざご友人などにも相談して頂き誠にありがとうございました。
登山の総合スキルを体系的に学びたい方必見!
当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?