プロに学んだ山でのウェアリングとメンテナンス法

毎回その道に精通した登山界のキーパーソンをお招きする「JMIA安心安全登山公開講座」、先日行われた安心登山のための服装術に関する講座では、finetrack TOKYO BASE・マネージャーの平川陽一郎氏をお招きして、登山におけるウェアリングの考え方や、素材特性からfinetrackの哲学に至るまで、平川さんの軽妙で深イイお話を伺いましたので、紹介したいと思います。

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finetrackといえば、僕もバックカントリーや沢登りにおけるドライレイヤーには大変お世話になっていますし、ツェルトもテント代わりとして愛用しているくらい信頼しているメーカーです。GoALPの読者のみなさんもfinetrackの製品を愛用されている方も多いのではないでしょうか。

そんなfinetrackの製品特長も交えた講習内容を早速レポートしたいと思います。

講師:平川陽一郎

finetrack TOKYO BASE マネージャー、日本山岳ガイド協会マウンテンガイド協会会長、日本山岳ガイド協会 危急時対応技術指導員、日本山岳会 埼玉支部国内山行委員。

山での事故

まずは山の事故について。山の事故不動のTOP3はいつの時代も、

  • 1位:道迷い
  • 2位:滑落
  • 3位:転倒

です。2018年の警視庁の統計によると、道迷いは全体の37.9%、滑落は17.4%、転倒は15%でした。

これが積雪期だけに絞ると、

  • 1位は滑落(42%)
  • 2位が道迷い(13%)
  • 3位が疲労(8%)、転倒(8%)

となります(2011〜2017年長野県警のデータを集計)。冬山はやはり圧倒的に滑落が多いですね。また、転倒にならんで「疲労」がランクインしていることも特徴です。

冬山のリスク

冬山のリスクを体系的に考えてみると環境的なリスクと登山者が抱えるリスクがあり、これらを認識しておくことは重要です。

環境的なリスク

  • 気温が低い、風が冷たい → 低体温症や凍傷のリスク
  • 日向と日陰の温度差が激しい → 発汗とそれによる汗冷え
  • 紫外線(雪による照り返し) → 雪目や日焼け
  • 日没が早い → 下山遅れ・遭難
  • 天気が変わりやすい → ホワイトアウトや低体温症・凍傷

登山者が抱えるリスク

  • 凍結路による滑落
  • 深雪・ラッセルや、重荷による疲労や行動時間の延長
  • 雪崩による埋没・遭難
  • 装備不足による非常時対処不能

低体温症

特に低体温症は冬山に限らず山では回避したい症状です。一般的に体温が35度になると全身の震えが始まり手足の動きが鈍くなったり、判断力が低下します。34度になると、よろよろ歩行になり転倒しやすくなるとともに、会話の反応も鈍くなりうわ言を言うようになります。

低体温症の3大要因は次の通りです。

  1. 低温(例えば、稜線付近の気温)
  2. 風(例えば、稜線付近の強風)
  3. 濡れ(降雨、霙など)

体温は1度あがれば熱中症、1度下がれば低体温症ですから、つまりは体温を1度たりとも上げ下げしないことがアクシデントを予防する上で重要となります。

不用意に体を冷やさず、体温を保つための3つのポイント

1.歩くこと

ただし、汗をかくとそのあと冷える原因になるため、汗をかきにくい速さであるくことが重要です。歩きはじめはゆっくり無理せず、息切れしない程度に。心拍数でいえば、220 – 年齢 × 0.75(40歳であれば、135)を超えない程度で、1時間に2〜300mの高度差を超えないくらいのペースが目安です。不用意に疲れない、疲れさせないように。

また、パートナーへのこまめな声かけは、変化の兆しを察知する上で重要です。

2.食べること

適時、適正なカロリーを摂取することが重要です。早め、短めの休憩をとり、水分やカロリーを補給しましょう。

例えば、30代60kgの方の基礎代謝は一日で1500kcalと言われており、1時間の登山で360kcal消費するとした場合、6時間の登山で2,160kcal、基礎代謝と合わせて合計3,660kcal(ご飯15杯分)のカロリーが1日で必要になります。

これに対して目標としては3,000kcalを摂取することを考えると、朝夕で1800kcal、行動食で1200kcalといったところでしょうか。

例えば尾西のアルファ米・白飯が366kcal(100g)、アマノフーズのフリーズドライ「畑のカレー」が209kcal(37g)ですので、合計で575kcal(137g)となります。これだけだと、朝晩で1150kcalですので、目標の1800kcalには足りないことなりますので、もっと食べる必要があります。

行動食の基本は、「甘い(糖分)」「しょっぱい(塩分)」「すっぱい(クエン酸)」をバランスよく取ることです。パン、おにぎり(雪山は不可)、ナッツ類、チョコレート、煎餅、shotzなどのエナジージェル、梅干しなどが行動食になるでしょう。

重篤な事故は午前11時、事故の発生頻度は午後2時が多いと言われています。脳と体の働きを維持するためにも、炭水化物や脂質は摂取するようにしましょう。

3.着ること

低体温症は気づかないうちに忍び寄ります。寒く感じたときに、すぐに対処する習慣が低体温を予防するうえでとても大切です。逆もまた然りで、熱くなりすぎると汗をかきすぎ、それが汗冷えの要因となるため、ウェアによる温度調節で暑さ・寒さに対応するこは、とても重要なことです。

また、汗による内部からの濡れや、雨・雪などによる外部からの濡れをいかに防ぐかも低体温症を防ぐうえで重要なファクターです。

ちなみに、冷たい風が吹くなど寒い中で太い動脈を晒すとあっという間に体が冷えてしまうので注意しましょう。

凍傷を防ぐための対策

凍傷を防ぐには、つまるところ風と濡れの対策をするということです。

風対策としては、手袋、防止、ネックウォーマー・バラクラバ、帽子などで肌の露出を抑え、風が直接肌に当たらないようにします。特に、顔面の凍傷は自覚症状なく進み、頬骨の一番高いところが変色していきます。

そして、手袋や靴下は極力濡らさないことが大切で、濡れた場合はすぐに交換することが大事です。

手が冷たくなる気配があれば、手袋を重ねて、手袋の中で手を握ったりして保温に努めます。足の場合はアイゼンを外して靴紐を緩め、靴の中で頻繁に指を動かして血行回復に努めます。

finetrackの哲学、「5レイヤー」というシステム

山でのウェアリングで大切なのは、つまるところ次の3つに集約されると思います。

  • 「濡れ」をいかになくし、無駄な体力消耗を防ぐか
  • 暑さ・寒さに対応し、体温を極力上げ下げしない温度調節
  • 動きやすさ

これら3つのポイントは基本的にはどれかをとると、どれかが成り立たない相反の関係にあります。たとえば、体が雨風で濡れないように大量に着込むと動きやすさを犠牲にしたり、温度調節のための脱ぎ着がとても煩雑になります。反対に、動きやすさをとると、寒すぎたり濡れやすくなったりします。

しかし、この3つが同時に成立するとなると、登山はかなり快適になります。それを追求して実現したのがfinetrackの「5レイヤー」システムです。このシステムには次の3つの機能があります。

  1. 内側からの濡れを回避する「リンクドライ」(レイヤー1〜3)
  2. 外側からの濡れを回避する「ダブルシェル」(レイヤー4〜5)
  3. 温度調節のための脱ぎ着を省略する「リンクベント」(レイヤー3〜5)

finetrackには「遊び手が創り手」という素晴らしい理念があり、社員のみなさん事務スタッフに至るまでアウトドアを趣味にしているという会社なんだそうです。この5レイヤーの考え方も、様々な山のアクティビティに精通するスタッフが生み出したもので、確かに登山のウェアにおける「あるある」を見事に解決していると感じます。

リンクドライ

この機能はレイヤー1(L1)のドライレイヤー、レイヤー2(L2)のベースレイアー、レイヤー3(L3)のミッドレイヤーで構成されています。

L1 ドライレイヤー

水の熱伝導率は空気の約25倍と言われています。つまり、乾いた状態よりも濡れた状態のほうが25倍も早く体温が奪われてしまうことになります。試しに、お湯で濡らしたタオルを腕にかけてドライヤーを当ててみてください。ドライヤーの温風ですら寒く感じます。

これはつまり、冬山や高山で汗に濡れた状態でいるとどれだけ体が冷え、低体温症のリスクが高まることは想像に難くありません。

そのため、登山のベースレイヤーではポリエステルなどを使用した吸汗速乾ウェアを着ることが鉄則になっています。

しかしこの吸汗速乾ウェア、「速乾」とはいえ乾くのにおよそ70分くらいかかります。コットンの場合はそれが3倍の210分もかかってしまうので、それにくられべれば確かに速乾ではありますが、寒い山の中で70分も濡れた状態でいるのは、場合によっては致命的になりかねません。

この課題を解決したのがfinetrackのドライレイヤーです。ドライレイヤーはベースレイヤーの下、肌に直接触れるレイヤーで、汗をかいても一瞬で汗を肌から話します。また、極薄なので既存のフィッティングを変えることがありません。

僕も冬山やバックカントリー、トレイルラン、沢登りなど汗をよくかいたり濡れたりすることが前提のアクティビティでは非常に重宝しています。

このドライレイヤーの上に吸汗速乾ウェア(ベースレイヤー)着ることで、肌は常にドライに保たれるという仕掛けです。また、反対に雨など、外からの水の侵入もこのドライレイヤーが防いでくれます。

このドライレイヤーはfinetrackの特許製品であり、特殊な織り機で製造されています。親水性も親油性もないため、臭くなりづらいという特徴があります。似たような機能をもつポリプロピレン製の製品もありますが、これは親油性のため汗をかくと臭くなっていきます。

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L2: ベースレイヤー

ドライレイヤーが集めた汗や水分を吸い取ってくれる吸汗速乾ウェアです。ドライレイヤーに最適化された水分吸収だけでなく、メリノウールを混紡することで抗菌防臭や肌触りの良さも実現しています。

finetrack メリノスピン®ライト

L3: ミッドレイヤー

一般的に中間保温着と呼ばれるレイヤーです。中間保温着といえばフリースやインナーダウンなどを使用されている方も多いと思いますが、フリースは毛足がちぢれ絡まるため、汗が生地内に溜まりやすいですので、ハイクアップや雪山のラッセルなどの運動量の多い行動中のかき続ける汗に対応することができません。一方のインナーダウンは濡れると保温力は減少してしまうので、汗をかく行動中の中間保温着には適しません。

finetrackのミッドレイヤーはこの課題を解決し、ドライレイヤー・ベースレイヤーから吸い上げられた汗を蒸散してくれるミッドレイヤーを提供しています。

finetrack ドラウト®レイ

ダブルシェル

この機能はレイヤー4(L4)のミッドシェル、レイヤー5(L5)のアウターシェルで構成されています。

L4: ミッドシェル

このレイヤーの目的はいくつかあります。その1つは、アウターシェルだけでは防ぎきれない外からの濡れをこのレイヤーで防ぐことにあります。雨の中ずっと行動していると、いずれはアウターシェルの防水性能を越え、内部に水が侵入してくる経験をされた方も多いでしょう。また、外気と内部の温度差によりシェルが結露しそれによって濡れてしまうということもありますが、ミッドシェルを着ることで温度差を小さくし、結露を大幅に減少させる効果もあります。

また、このレイヤー自体に防水、防風、透湿機能があるので、小雨・小雪でアウターシェルを着るまでもない状況や、風があり寒いといった場合など、何かに特化しているわけではないが、標高が変わったり、風が吹いたりやんだり、シーンによって運動量がかわったりと、山において環境が一定しない状況にオールマイティに対応できるレイヤーです。

加えてアウターシェルと異なりしなやかで肌当たりが良く、ストレッチ性に優れているため、激しい動きを伴うアクティビティにおいてもストレスが少ないです。

finetrack フロウラップ®

L5: アウターシェル

役割としては一般的なシェルジャケットと同じで、雨や雪の侵入と風を防ぎ、内側からの蒸れを逃す役割を担います。決定的に異なるのはそのストレッチ性です。通常のシェルジャケットはその防水・防風・透湿機能の代償としてゴワゴワしており、とても動きやすいとはいえません。

しかし、finetrackのアウターシェルはこの問題を解決しています。

袖のストレッチイメージ

資料:https://www.finetrack.com/

このストレッチ性があれば、激しい動きを伴うクライミングやバックカントリーでの滑走でも快適な動きやすさを担保します。

finetrack エバーブレス®アクロ

リンクベント

この機能はレイヤー3のミッドレイヤー、レイヤー4(L4)のミッドシェル、レイヤー5(L5)のアウターシェルで構成されています。要するに温度調節を必要とするレイヤーということになります。

5レイヤーの各レイヤーの役割と必要性を理解したとしても、実際この温度調節を担うベンチレーションが各レイヤーでついていたりいなかったりしたら意味がないですし、仮にあったとしてもベンチレーションの位置がそれぞれ異なっているようでは、温度調節のたびに何枚も脱ぎ着が発生し、煩わしいことこの上ありません。

それを解決するのがこのリンクベント機能で、レイヤー3〜5それぞれ同じ位置にベンチレーションが付いているため、鬼童調節がスムーズに行えるように設計されています。

リンクベント

資料:https://www.finetrack.com/

ウェアのメンテナンス法

高機能なウェアを着ていればそれだけで安心と思っていませんか?ウェアはアフターケアが大切です。ウェアは度重なる使用や汚れの付着、誤ったお手入れなどによって、その性能が徐々に低下していきます。

撥水性が落ちたなと思ったときは、てっとり早くはお風呂などでじゃばじゃば洗うだけでも、生地につまっていた洗剤などの泡が出てきて改善されます。

正しい洗濯の仕方

洗濯機の場合:

標準コースで、すすぎは2回にします。洗剤の残留はあらゆる機能を低下させますので、十分すすぎましょう。柔軟剤はよくありません。なお、洗濯機で洗う場合はすべてのファスナーをして裏返すのが良いです。

手洗いの場合:

繊細な生地や、汚れがひどい場合は手洗いにしましょう。40度程度のぬるま湯が効果的です。手洗いの場合、洗剤濃度が高くなりやすい点とすすぎが不十分になりがちなので、その点に注意します。また、揉みすぎると生地を痛める原因になります。

アウトドアウェア用の洗剤

「遊び手が創り手」の理念にのっとり、これも既存の洗剤ではウェアについた泥汚れが、洗濯しても乾いてからあまり落ちていないことに気づき、がっかりした体験(あるあるですね)から、試行錯誤して生み出された商品なのだそうです。

パンツの裾についた泥や、沢登りで使用したウェア、トレランで大量の汗をかいたウェアなど、2度洗も不要で汚れや匂いをすっきり落とす、アウトドアラーみんなが望んだ洗剤といえます。

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ドライレイヤーの撥水性の回復法

撥水性がおちたなと思ったら、アイロン台のうえで中温でアイロンを押し付けずにすーっとなでると撥水性が復活します。

ウェアの機能チェック

撥水性や吸汗性が落ちていないか、水を垂らしてチェックしてみましょう。

ドライレイヤーやアウターなどは、撥水性があれば水を弾き、撥水性が落ちていれば染み込んでしまいます。

写真:新品のときはしっかり撥水していた製品が、誤ったお手入れによって撥水機能が低下した

資料:https://www.finetrack.com/

写真:汚れの付着・度重なる使用で、撥水機能が低下

資料:https://www.finetrack.com/

ベースレイヤーなどは、吸汗性があればすぐに染み込みますが、その機能が落ちていれば逆に水玉になって残ります。

写真:新品のときはしっかり吸汗していた製品が、度重なる使用によって吸汗機能が低下した

資料:https://www.finetrack.com/

撥水性を回復させる「ウォーターリペル」

度重なる使用で低下したレインウエアやドライレイヤー®などの撥水ウエアの「撥水」機能を、自宅で手軽に回復できるホームケア用撥水加工剤です。

使い方は、洗面器やバケツへウォーターリペルを入れ、10倍の量の水で希釈し、予め洗濯をして汚れをとったウェアを1時間ほど浸します。その後、軽くしぼった後にウエアの取扱表示に従ってしっかり乾燥させ、ウォーターリペルをウエアに固着させます。

既存の撥水復活剤に満足しなかったfinetrackの開発者がテストにテストを重ねて満足いくものになった自信作とのことです。

アウターシェルなどは高価なので、簡単に買い替えできないのでとても助かりますね。

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吸汗性を回復させる「ベースリカバー」

ベースレイヤーって着る頻度も高く、使っているうちに吸汗性が落ちてくるのを実感しますよね。消耗品と考えて、そのたびに買い換えざるを得ないと思っていましたが、ベースレイヤーとはいえ決して頻繁に買えやすい価格でもありません。ただでさえ、登山用具には他にもいろいろお金がかかるのに・・・、そんな悩みを解決してくれるのがこのベースリカバーです。

メーカー的には定期的に買い替えを促したいはずですが、それに真っ向から挑む業界的タブー商品といえます(笑)

1本1,620円で、Tシャツ8枚分使えるので、買い換えることを考えたらかなりお得ですね。

使い方は、予め選択して汚れを落とした状態で、水で薄めたベースリカバーに、吸汗性が低下したウエアを1時間浸けます。その後、軽くしぼった後にウエアの取り扱い表示に従って、しっかり乾燥させベースリカバーを繊維に固着させます。

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登山の総合スキルを体系的に学びたい方必見!

当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?

沢、岩、雪山などの山仲間を作りたい方

四季を問わず縦走・岩登り・沢登りを始め、読図にこだわった藪山や雪山縦走、あるいはトレイルラン・アイスクライミング・山スキーに至るまで様々な趣向をもった山の仲間と、登山の基本技術項目15単位を入会者ご自身のペースで、およそ3年以内をめどに受講いただける登山講習です。

電子書籍:初級中級・登山の教科書を進呈

安全な登山のためには、総合登山力が必要になりますが、ネットや雑誌などで知る単発的、断片的な知識だけでは安全な登山のためには十分とはいえません。本書は、JMIA登山インストラクターの水上宏一郎・著、岩崎元郎・監修による、主に登山入門から5年目くらいまでの初級者・中級者に焦点を絞り、安全に登山を行う上で必須の知識を体系的にまとめたものです。

  • そういえば登山に関する知識ってきちんと学んだことない
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