インストラクターのみなさんがウェア、靴、ザック、テントや寝具、その他ギア類など道具の保管の際に気をつけていることや、工夫していることなどあれば教えていただけないでしょうか。収納テクニックなんかも何かあればおしえてください。漠然とした質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたしますm(__)m
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栗山 祐哉
バックパックの中は、想像以上に高い湿度となります。背面から汗が蒸気として内部に充満し、装備を湿らせるそうです。この為ゴア社では、使用していなくてもゴアテックスウェアを必ずスタッフバックから出して干す事を推奨しています。当然これはゴアテックスウェアに限らず、全ての装備に対して言えます。
そこで私の場合、バックパックの内側にゴミ袋を入れ、装備は全てその中に入れるようにしています。
雨からも装備を乾いた状態で守れますし、当然汗による蒸れも起きません。
また装備を使用した際にはしっかりと乾かすことが大切です。
レインウェアは使用したら必ず洗って、乾燥機にかける。防寒着はしっかりと乾かす。テントや寝袋に関しては特にしっかりと乾かしましょう!靴も必ず中敷きは外し、中敷きの下まで乾かします。
湿気の残りはカビの原因になります。
収納に関し、一部小物に関しては乾燥させた上でプラスチックの引き出し収納にしまっていますが、基本的に他の全ての装備はスチールラックや網目状のコンテナなどを使用して通気の良い状態で保管しています。
寝袋やテントなど、たまにしか使用しないものは特に注意が必要です。
まずは装備をしっかりと乾かし、カビなどの雑菌が繁殖しない環境を作ることが大切であると考えています。
またレインウェアやバックパックなど、汗に湿るものはきちんと洗い、衛生状態を保つことも重要です。
ご参考にして頂ければ幸いです。
保管時についても、通気を意識したいと思いました。大変参考になり、ありがとうございました〜
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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?
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