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栗山 祐哉
身近な山にこそ道迷いの危険が多く潜み、家の裏山だとか、地元の有名な山だとか、アルプスだとかに関わらず、どこにでも危険は存在します。
森林限界を超えるアルプスの山々は、稜線上において気象悪化を避けるものがありません。風雨や落雷などに晒され、命を落とす、気象遭難のリスクが高くなります。
アルプスの山々へ赴く際には事前に気象状況を十分に把握し、少しでも荒れそうであれば計画の中断を検討しましょう。
アルプスだとか身近な山だとかではなく、そこがどんな地形なのかを把握することがより重要です。
仮に北アルプスでも、涸沢に行ってみるだとか、燕岳へ訪れてみるだとかであればさほど大きな危険はありません。一方で、もしお住まいが西上州で、自宅から見える岩の山々へ行ってみるとの事であれば、それは身近な山であったとしても大きな危険が潜んでいるかも知れません。
山の大小ではなく、登る山塊やルートによっても初心者に向くかどうかが大きく変わると覚えておいて下さい。
また時期によってもその山域毎に危険度が変わります。
真夏の低山であれば道迷いや熱中症、高山であれば落雷。冬のであれば滑落や雪崩など、季節によって起こる危険もあります。
これも一概にアルプスだから危険というわけでなく、それぞれのフィールドにそれぞれの危険があります。
登山は準備力です。
今から行く山域がどの様なところかを知り、そこにどの様な危険が潜んでいて、どうすれば解決するか?
その事前の下調べと、想像、そして準備が大切です。
登山計画をしっかりと立て、装備を十分に用意し、家族に行き先をしっかりと伝えてでかければ、アルプスが初めての山でも問題ないと思います。
できれば、しっかりとした指導者のもとで登山を始められることを推奨します。
水上 宏一郎
高い山は夏でも寒いし、雨・風等の気象変化が激しく、危険な岩場も出てきます。また、途中でバテテ動きが鈍ると宿泊予定地へ辿り着けないかも知れません。
そんな時しっかりしたリーダーがいれば、困った事態に陥る前に対処して、事故を未然に防いでくれます
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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?
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