道に迷ったときの対処法 – 山の相談小屋

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アクティビティ:一般登山, カテゴリ:遭難・トラブル防止
相談者:りお (女性/20代)
先日の登山で気づいたら登山道を外れていて焦ってしまったことがありました。そのときにはすぐ登山道に戻ることができたのですが、もし戻れなかっと考えると・・・。山で道に迷ったらどのように行動したらよいでしょうか。

JMIA認定インストラクター
松本 善行
日本の遭難件数の筆頭で約4割以上を占める「道迷い」ですが、次に多い滑落や転倒も、潜在要因に「道に迷った挙句の結果」であることも事例としてありますので、先ずは道に迷わないことが遭難を減らす第一歩だと言えるでしょう。

登山者の常識として、地図を携行し、道の分岐等で確認しながら行動することは言うまでもありませんが、それでも道に迷うことはあります。では一口に「引き返す勇気」とか、「ビバークする決意」等と言いますが、それはどういうことでしょうか。

それはあなた自身にあるヒューマンファクターが大きく作用します。「何とかなるだろう」とか「明日は絶対休めない仕事がある」、更には「まさか自分が遭難するわけがないし、騒ぎを起こしたくない」という意識が潜在的に働き、次第に焦り、冷静な判断が下せなくなってきます。焦りから下山のスピードは危険なほど早くなり、事態は悪化してゆきます。

このような事態を想定し、予め学習しておくこと(例えば読図の習熟夜間のビバーク体験)が実際の道迷いで冷静になれる手段となるでしょう。

道に迷ったら、例えば自分の命や家族と、明日絶対休めない仕事のどちらが大事かを謙虚に想い、まだ日が高ければ、元来た道をわかるところまで戻ることは鉄則ですが、それでも正規ルートに復帰出来ない場合どうしたらよいでしょうか。

それはまだ日が落ちないうちに、ビバークに適した場所を探すことです。適した場所とは傍に崖はないか、風が避けられるか、落石の危険はないか、沢の近くで増水の危険はないか等です。そして着られるものはすべて着て夜間に備えます。ツエルトがあれば百人力です。ポールはなくても被ることで各段に保温効果があります。現在、始めから使用する目的はなくても携行は常識であると言えます。

解決相談者:りおさん
ありがとうございます。大変参考になりましたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

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