必ずもっていく非常食や行動食はありますか – 山の相談小屋

アクティビティ:一般登山, カテゴリ:ウェアと装備
相談者:Dai (男性/40代)
インストラクターの方は非常食や行動食にどういったものを持っていっているでしょうか。個人的なおすすめでかまわないので、その理由と一緒に教えていただけると嬉しいです。プロのみなさんがどういったものを持っていっているのか興味があります。

「いいね!」すると登山に関する情報を受け取れます↓

JMIA認定インストラクター
栗山 祐哉
Kuri Adventures 代表の栗山です。

業務上日帰りから一泊程度が多いということもありますが、多少重くても行動食はウィダーインゼリーを愛用しています。
かなり疲弊した状態でも素早く吸収できますし、お客様の確保を行っている状態でも手軽に摂取できます。
エネルギーイン、ビタミンイン、プロテインインの3種類を、状況に応じて使い分けます
また別途アミノバイタルゼリーも使っています。

ゼリー飲料なので重量が嵩みますが、水分量が多いので水を持つ量を減らせます。
結果、日帰りならばほぼ重量差はありません。
宿泊を伴うと、日数が増えた分だけ重量が重くなるので、個人的には2泊以上する時は内容を変えます。

宿泊を伴う場合はゼリー飲料の重量が問題となります。
この場合は柿の種などのせんべい類を中心とした行動食にし、軽量なもので糖質、電解質をとれるものとします。
食事のタイミングではマルチビタミンサプリメント、マルチミネラルサプリメント、ビタミンB剤、プロテイン、アミノ酸などを摂取しています。
数日間に及ぶ登山の場合、栄養バランスが整える事ができるかどうかで、かなりポテンシャルに影響します。

数泊に及ぶ登山の場合でも、初日はウィダーを使うことが多いです。
また最後まで非常食としてウィダーを2つほど残しています。
これは非常時の水分摂取の意味合いもあり、凡そ300ccの水分を得ることができます。

これは職業柄システム的にベストなものを選択した結果ですが、味気ないのも事実です。
そこまでハードでない無いようであれば、好きなものを食べれば良いような気がしないでもありません^^;
ご参考にして頂ければ幸いです。

解決相談者:Daiさん
ウィダーインゼリーですか。確かに水分もとれて効率的ですね。試してみます。

↓↓ あなたも気になることがあれば、気軽に聞いてみましょう! ↓↓

インストラクターに相談する(無料)

 

登山の総合スキルを体系的に学びたい方必見!

当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?

沢、岩、雪山などの山仲間を作りたい方

四季を問わず縦走・岩登り・沢登りを始め、読図にこだわった藪山や雪山縦走、あるいはトレイルラン・アイスクライミング・山スキーに至るまで様々な趣向をもった山の仲間と、登山の基本技術項目15単位を入会者ご自身のペースで、およそ3年以内をめどに受講いただける登山講習です。

電子書籍:初級中級・登山の教科書を進呈

安全な登山のためには、総合登山力が必要になりますが、ネットや雑誌などで知る単発的、断片的な知識だけでは安全な登山のためには十分とはいえません。本書は、JMIA登山インストラクターの水上宏一郎・著、岩崎元郎・監修による、主に登山入門から5年目くらいまでの初級者・中級者に焦点を絞り、安全に登山を行う上で必須の知識を体系的にまとめたものです。

  • そういえば登山に関する知識ってきちんと学んだことない
  • 断片的に知ってはいるけど、全体的には知らないことが多い
  • 登山で怖い思いをしたが、どうすればよいかわからない

などに該当する方は必見の一冊となります


電子書籍(PDF)をダウンロード

SNSでもご購読できます。

キーワードで記事を検索

コメント

Comments are closed.