幕営の際に張り綱として使用できる(できそうな)物として、一般的な細引き、ダイニーマ製の細引き、パラコード、バンジーコードが考えられますが、それぞれのメリット・デメリットや、こういう場合はこれは使ってはダメとかがあれば教えてください。
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栗山 祐哉
使用してはダメということは特に無く、設営できれば何でも構わないとは思います。
あえて言うならば、ダイニーマ繊維のものであれば保水による伸びがほぼ無く、夜露や雨でラインが伸びてツェルトがダルダルになってしまう様な事を避けることができます。
バンジーコードでテンションを掛ける方法を使えば常時ピシっと張った状態を保てますが、風が強いときはバタつきがちです。雨が降っていて、風邪がない状況などに有利でしょう。
いつも使うわけではないので、ツェルト頂点部に輪にして取り付けておき、細引きとアクセサリーカラビナなどで接合することができればより良いのではないでしょうか?
パラコードも伸び率は低めですが、嵩張る点や重量的な問題から、一般的にはあまり使用されないと思います。
以上、ご参考にして頂ければ幸いです。
軽量で嵩張らず、天候の影響を受けにくい、ダイニーマをメインの張り綱とし、
雨で風がない状況なら、バンジーコードをアクセサリーカラビナでメインの張り綱と連結するようにしたいと思います。
テントやツェルト設営に関連して捨て縄についても教えて頂けますでしょうか。
ペグが使えない時など、ペグループやメインの張り綱を延長する捨て縄は、長い張り綱をその場で切断して作る物なのでしょうか、それとも予め切断して用意しておく物なのでしょうか?
もし予め用意するとしたらどれ位の長さがお勧めでしょうか?
栗山 祐哉
積雪期のT字アンカーや石で固定するときなどに活用しています。
メインの張り綱を延長するの意味が今ひとつ分かりかねますが、いずれにせよメインの張り綱は一般的にあまり切って使うような事はしないと思います。
テント泊やツェルト泊をすること自体は決して難しいものではありません。
しかし完璧にこなすのもまたなかなかうまくいきません。
たくさんのトライ&エラーを繰り返しながら、経験の中で積み重ねていく事が大切です。
悩んでいても始まらないので、是非実際に外に出て挑戦してみて下さい!
最初は失敗もあると思いますが、発見の積み重ねできっと快適な睡眠環境を作れるようになります。
頑張って下さい^_^
捨て縄用に予備の長い張り綱を一本用意しておいて切り分けることを言いたかったのですが、解りにくくてすみません。
TJAR選考会でのシェルターを立てるテストについてのFacebookの投稿を読んだり、ペグが抜けやすいテント場に張ったテントが下山後半分飛ばされそうになっていたりしたことがあったので、自身の装備を見直そうと思い、質問させていただきました。
https://www.facebook.com/masato.tanaka.1654/posts/1944502608969817
ご回答を参考にしながら装備を見直したいと思います。
ありがとございました。
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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?