圧巻の空中懸垂と西上州の絶景を楽しむ星穴岳山行レポート

絶景の中を宙吊りで下る

ほどなく歩いていると、真ん中に穴のあいた山の影が!星穴岳ももうすぐです。ホント、山の中腹に穴が開いてるんですね〜。

山頂へのアクセスにもロープをつかって、ついに登頂。眼下に絶景が広がります。

一般の登山者は来れない山なのですが、山頂においてある看板ななかなかカワイイ感じで映えます。

そしてみんなでいぇーい!という感じでパチリ。

さて、このあとはいよいよお楽しみの空中懸垂下降です。いつもの懸垂下降と基本的に変わらないのですが、緊張が走ります。

最初は壁にそって降りていきますが、途中から壁がなくなりロープで宙吊り状態に。そして壁に空いた大きな穴を通じて向こうの景色がみえて感動!

みなさんの降りてくる姿もばっちり撮影。画になりますね〜。

そのあと更に絶壁を懸垂下降し、ようやく破線ルートに出ます。

今回はパーティの人数も10名とかなり多く、ロープワークに時間をとられてしまったこともありこの頃には日が暮れかけていました。

駐車場が5時にはしまってしまい出れなくなるとのことで、全員またず先行隊が先に下山し車を移動することにします。

全員が懸垂下降し破線ルートを歩く頃には日も暮れており、ヘッデンつけてまさかのカモシカ山行(笑)

闇夜の破線ルートはとてもあるきづらく、かつルートファインディングの難易度もかなり高まります。

が、そんな状況も予見して準備をしていたわたくし。

ルートファインディングについて以前こちらの記事で紹介しましたが、愛用しているSuuntoのGPSウォッチを駆使することで自信をもって先頭を歩き、迷うことなくスムーズに下山することができました(ドヤァ

記録をみると、総距離3.7km・獲得標高500mにもかかわらず行動時間は8時間以上というのが今回の山行のハードさを物語っています。

まさに登山の総合的なスキルを駆使し、天候にも恵まれ絶景も堪能できた充実の山行でした。

最後に

星穴岳のような冒険的ないわゆるバリエーションルートは、それに対応するための確かな知識とスキル、そして単独では無理ですので仲間が必要になります。

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