絶景の剣岳!2泊3日テント泊山行写真レポート

山岳指導のプロから登山の総合スキルを学べるJMIA登山講習会、2020年夏の縦走企画は・・・みんなの憧れ北アルプスは剣岳!

当初は雨と雷予報まで出ていた日程でしたが、フタをあけてみれば全日ピーカン!こんなことってあるんですね〜。

そんな山行の様子を絶景写真とともににお伝えしたいと思います。

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山行の概要

今回のざっくりとした行程は、室堂から剣沢キャンプ場へ向かいテント設営、2日目に別山尾根ルートから剣岳アタック、3日目はテントを回収し別山北尾根のバリエーションルートから立山三山を経由して室堂へというものでした。

JMIA登山講習会の3期生と4期生合同での山行だったため、総勢20名近い参加メンバーでしたが、昨今のコロナの影響を鑑み、3期生4期生それぞれA班・B班に分け少人数での行動とし、テントも各自持参としました。

ちなみにこの山行は講師が企画したものではなく、受講生が主体的に提案し企画したもので、山域の決定からルートの計画まで2ヶ月くらい前から喧々諤々、各自情報を収集したり、議論してまとめ上げたものです。

計画をたてること自体も登山の一部ですし、楽しみでもあります。

また、計画と実際の差みたいなところを知るのも良い経験やスキルの向上にもつながりますので、仲間との計画自体も講習の一部というわけです。

絶景レポート 1日目 室堂〜剣沢

初日の午前中、アルペンルートを利用して室堂についたときは雲ひとつない最高の天気!雄山と浄土山が眩しくテンションもあがります。

でも午後から下り坂予報なんだよな〜と思いながら、いざ剣沢キャンプ場に向けて出発。

まずは整備された遊歩道を歩いて、程なくすると美しいみくりが池が目の前に現れ息をのみます。

雷鳥沢方面も美しい山なみで、あの斜面をこのあと登ります。

雷鳥沢キャンプ場をすぎ、川をわたるといよいよ雷鳥坂の急登。

振り返ると、雄山方面も絶景ですね〜。

どんどん標高を上げていき、3000m近くなっていきますが、サブリーダーのSさんは余裕の表情。さすがPTL完走者!

急登を登りきり、剱御前小舎につくと眼下にはすばらしい雲海が〜

そして振り向くと、どどーんと剣の山容が目に飛び込みます。明日はあそこに登るんだな〜。

少し休憩したら、あとは剣沢キャンプ場までは下るだけ。早くビールがのみたーいと笑顔になります。

ついにキャンプ場が視界に!しかし今日は土曜日なのにテントの数も少ない・・・、やはりコロナの影響ですかねぇ。

荷物をおろし、各々テントを設営しおえ、お待ちかねのディナータイム!かんぱーい

夕焼けの剣を肴にお酒が進みます。

そしてマジックアワー。別山北尾根の空がきれいな色です。

結局雨がふるどころかずっと晴天で、夜になると満点の星空。月明かりもなく、天の川が肉眼で見えます。

こちらはなんとスマホで撮影した星空。Google製のPixel4という機種で、星空まで撮影できちゃうスグレモノ。

ちなみにこの記事の写真はすべてPixel4で撮影したものです。

夜になると夏とはいえ、ここは3000m級の山なのでそこそこ冷えますし、寒くてよく眠れなかったメンバーもいました。そんな条件でのウェアリングについても記事にしましたので、ぜひご参考ください。

次ページではいよいよ、剱岳へのアタックの様子をお伝えします。

電子書籍:初級中級・登山の教科書を進呈

安全な登山のためには、総合登山力が必要になりますが、ネットや雑誌などで知る単発的、断片的な知識だけでは安全な登山のためには十分とはいえません。本書は、JMIA登山インストラクターの水上宏一郎・著、岩崎元郎・監修による、主に登山入門から5年目くらいまでの初級者・中級者に焦点を絞り、安全に登山を行う上で必須の知識を体系的にまとめたものです。

  • そういえば登山に関する知識ってきちんと学んだことない
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などに該当する方は必見の一冊となります


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