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栗山 祐哉
フェルトソールタイプの沢靴は、沢床のヌメリに強く、また沢登りにおけるフィールドの刻一刻と変化する路面状況に対し、オールマイティーに使える点が魅力です。ラバーソールタイプの沢靴は岩に対してめっぽう強い一方で、ヌメリに対しては無抵抗な弱さがあります。この為使用には十分な沢での経験が入りますし、使用するフィールドも選びます。
消耗面ではラバーソールの方が圧倒的に有利です。入渓から下山までずっと履き続けるような使い方をする方や、夏のシーズンは沢を中心に活動される方などにはとても経済的です。また後半に涸れた滝の登攀が連続するような場合や急峻な草付きが現れるような場合、フェルトソールでは滑りやすくなります。
まさに一長一短なのですが、下山用、涸滝、草付き対策用にアプローチシューズを持つような場合は、フェルトソールの弱い部分を補えます。
重量面で余計な荷物が増える点はマイナス要素ですが、沢登り初心者にとっては賢い選択肢であると言えるのではないでしょうか?
まずはフェルトソールタイプの沢靴から始め、好みに合わせて買い替え時に再検討してみるのが良いかと思います。
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