相談者:山登太郎 (男性/30代)
事故は下りに多いとききましたが、登りでの事故はあまりないものなのでしょうか。あるとすると、どういった点に気をつけるべきでしょうか。
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JMIA認定インストラクター
金澤 和則
金澤 和則
ありますね。残念ながら。登りでは足元に視線がいきやすく、上方(前方)には時々しか目がいかないことが多いです。頭に木の枝や岩角などが、ぶつかるまで気が付かないことがありますね。また落石などに気付くのが遅れる場合もあります。
落石は必ずしも大きな音がするとは限りませんし、誘発には、人以外に動物や自然誘発もあります。
雪があるシーズンは、雪ブロックの崩壊や、雪崩の兆候に気が付くのが遅れることもあります。どうしても登りの方が、時間は掛かりますから、それだけリスクがあるエリアにいる時間が長いのは意識しないといけません。
いずれにしろ、コース状態を感じ、考えながら、上に下に注意しながら歩む事は登山において必要でしょう。
解決相談者:山登太郎さん
登りは息が切れて注意力が散漫になりがちですが、気をつけたいと思います。ありがとうございます。
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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?