夫婦での登山の是非 – 山の相談小屋

アクティビティ:一般登山, カテゴリ:全般的なこと
相談者:S.K (男性/30代)
最近、妻も山に連れていきその魅力にハマりつつあるようです。今後は一緒に登っていきたいと考えていますが、夫婦で登山する際に気をつけておくべきことなどあるでしょうか。ご教示いただけますと幸いです。

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JMIA認定インストラクター
金澤 和則
是非を問うものでないような。十人十色の回答じゃない?問題点?そんな大袈裟な。そう思われる方もいるでしょう。 
ここでは、リーダーシップ、メンバーシップとでもいうところで、考えてみたいと思います。

二人のみの場合。
家庭での役割がそのまま山中でも反映されてしまう。せっかく非日常の山に楽しみに来たのに。と、感じて余計なストレスになってしまうコトがあるかもしれません。

より身近であるだけに甘えにも似たところも出たり。山でのリーダーの役割が曖昧になってしまったり。何かリスク対処しなければならな時に、感情的な面が弊害となる場合が出るかもしれません。

他の人がメンバーに加わる場合。
夫婦での世界観は大切ですが、それがパーティーでより強く出てしまい、他の人が、入りにくいな。など、気を使ってしまうようなズレが生まれ、ストレスになる場合が考えられます。

総じて、楽しむことがメインなのか、それとも冒険的山でリスクも伴い体力や技術的なバランスも必要なのか。など、どんな山に向かうのか、互いにしっかり事前に認識していけば、それほど表題のようなことが表立つ事なく、登山にバランスよく入っていけるのではないでしょうか。

解決相談者:S.Kさん
うーむ、確かに山での役割分担と家庭での関係を混同しないようにしなければですね。ありがとうございます。

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