各回、そのテーマに精通した登山会のキーパーソンを招いて机上による講習と実技による講習それぞれ実施する「JMIA安心安全登山公開講座」、第二回は山での道迷いの対策です。
ふと気づいたら登山道を外れていた、現在地がわからなくなったなどの状況から復帰できず目的地にたどり着けなかったり下山できなかった場合、それは遭難状態であるといえます。そうならず運良く元の登山道に戻れてヒヤッとした方も多いことでしょう。
本講座は終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
道迷いの原因と対策をお教えいたします!
警察庁によると、2017年の全国の山岳遭難は遭難者3,111人、死者行方不明者354人と、1961年に統計を始めて以来最悪を記録していますが、3,111人の遭難者のうち1,252人(40,4%)が道迷いです。丹沢の救助隊長後藤真一氏が、最大の遭難原因「道迷い」の原因と対策をお教えします。もう道迷いは怖くありません。
机上講座
- テーマ
- 「安心安全登山の為の地図読みと道迷い対策」
- 日時
- 2018年12月14日(金)19:00~21:00
- 会場
- 日本勤労者山岳連盟事務所
- 〒162-0814 東京都新宿区新小川町5-24
- 参加費
- 無料
- 参加資格
- どなたでもご参加いただけます
実技講座
- テーマ
- 「地図読みと道迷い対策実技」
- 日時
- 2019年1月20日(日)
- 場所
- 丹沢大山・梅ノ木尾根
- 参加費
- 3,000円
- 参加資格
- 登山保険加入者
講師のプロフィール
1961年、小田原生まれ。10代後半より登山を始め、大学時代は山岳クラブの会長を務め、社会人では縦走、クライミング、沢登り、冬期登攀からパラグライダーまで、広くアウトドアスポーツを行い、パラグライダーコンペ・ジャパンカップにも参戦する。また、山岳会を2つ設立し、後進の指導育成にも努める。特に沢登りには力を尽くし、丹沢の主な沢は登り尽くし、利根川本谷など奥利根、谷川、上越、奥秩父などのおよそ800本の沢を登った沢登りのプロ中のプロ。現在は自立した登山者の育成と丹沢での遭難救助などに尽力をしている。
マウントファーム登山学校主宰/秦野市遭難対策協議会登山者救助隊隊長。著書に「丹沢の谷200ルート」(山と溪谷社)がある。
主催
協賛
日本山岳救助機構合同会社(jRO)
関連情報
沢、岩、雪山などの山仲間を作りたい方
四季を問わず縦走・岩登り・沢登りを始め、読図にこだわった藪山や雪山縦走、あるいはトレイルラン・アイスクライミング・山スキーに至るまで様々な趣向をもった山の仲間と、登山の基本技術項目15単位を入会者ご自身のペースで、およそ3年以内をめどに受講いただける登山講習です。
家族が安心して山へ送り出してくれる登山者になるために
当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する3期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?
コメント
Comments are closed.