本格的な登山といえば、やはりアルプス岩稜帯の登山をイメージするのではないでしょうか。剱岳やジャンダルムなど、いずれは挑戦したい方もいらっしゃると思います。
しかし、岩稜帯の登山に挑戦するためには相応の経験値も必要になってきます。なかなかそういった経験を積んでいく機会がなかったり、周囲に経験者がいない場合はいきなり挑戦するのはためらわれますよね。
GoALP山の相談小屋でお馴染みの栗山氏が主宰するKuri Adventuresでは、岩稜登山にステップアップするための実践的な山行企画を提供しています。信頼できる登山インストラクターが安全を確保しながら岩稜帯で登山の経験値をあげてくれるこの企画、ぜひチェックしてみてください!
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プログラム紹介
西上州の岩稜につけられた登山ルートの中でも、特に本格的なマムシ岳。
1367mしか無い低山ながら、登山道を歩く登山としては国内最難関クラスの一つ。西穂~奥穂縦走路や表妙義山縦走路、赤岩尾根などと比べてもそう遜色のない知られざる難関岩稜ルートです。これぞ西上州藪岩登山の真骨頂!
もちろん一般登山道なので誰でも歩けるルートではありますし、特に危険な箇所ではフィックスロープも張られているので問題無く登ることは出来ます。
ご参加は、しっかりとコースタイム程度で歩ければ問題ありません。クライミング技術などは不要です。
しかしだからといって決して簡単な訳ではなく、安全な訳でもありません。安易な気持ちでお手軽ハイキングにでかける山では決してありません。
Kuri Adventures の実践登山企画では、危険箇所では徹底的にロープによる安全確保を行います。
一般登山道における安全確保技術を学ぶには、この様な高難易度岩稜ルートで活きた技術を生で見る実践経験に勝るものは無いと考えています。
岩稜を渡りきると、あとは穏やかな登山道を辿って下ります。
麓の車道に出た時、ホッとすると共に、あの飽きるほどに続いた岩尾根が懐かしくも感じます。
ここには、まさに超一級の岩稜が待っています。
マムシ岳登山は、本格的な岩稜登山を目指す方にとって良い練習の場となるでしょう。
岩場の危険箇所における安全確保技術を学び、もっと高難度な岩稜に足を運ぶ前の経験を重ねるのに適した山の一つです。
アルパインクライミングな世界へ足を運ぶ、その最初の第一歩として、マムシ岳の登山を体験してみませんか?
きっと新たな悦びを見つけられるものと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
プログラム概要
~ 講習日時 ~
- 2018年12月2日(日) 【締切 11/29(木) 19:00】
~ 参加条件 ~
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大凡コースタイム通りのペースで歩ける方
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指定装備をしっかりとご用意頂ける方
~ 用意するもの ~
- クライミングハーネス(有料レンタル有り)
- ヘルメット(有料レンタル有り)
- 120cmのナイロンスリング 又は PAS(セルフビレイに使用します)
- 反転防止機構付きHMS型安全環付きカラビナ
- 変形D型安全環付きカラビナ × 2
- 登山の基本装備(ヘッドライト、雨具、防寒着、着替えなど)
- 昼食・飲料
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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する3期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?