梅雨空が続くここのところの週末ですが、いよいよ夏山シーズン目前!ということで山の計画を立てられている方も多いのではないでしょうか。
特に、今年はぜひテント泊にチャレンジしてみたいという方、朗報です!!
GoALP「山の相談小屋」でお馴染み、登山技術教室「Kuri Adventures」の代表主任講師でJMIA上級登山インストラクターの栗山祐哉氏が、このたび、書籍「はじめてのテント山行」を上梓されました。ぜひチェックしてみてください!
これからテント泊を始めたい方はもちろん、すでにテント泊山行を楽しんでいる方にも読んで頂きたい一冊となっています。
テント泊って敷居が高いと感じていたり、もしくは誰かに教わることもなく独学でやっている方もいると思いますが、こうやって書籍という形でまとまって学べるのはありがたいですね。まさに、こんな本待っていました!という感じです。
ぜひ、Amazonからポチっていただければ幸いです。この夏、良いテント泊山行を!
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内容紹介
- 『準備』から『当日の動き』、次につなげる『メンテ』まで写真と図解でていねいに解説!
- 軽量化のアイデアも充実!
- 『計画&装備』 ⇒ 『行動&設営』 ⇒『メンテナンス&見直し』
主な目次
☆PART1 テント泊登山の装備
日帰りの登山とテント泊登山で異なる装備とは「寝るための装備」に尽きます。
自然の中で、疲れ切った体を回復させるための、就寝環境を充実させましょう。
* テントの役割は雨風から身を守ることにある
* 低体温症にならないために
* テントはシーンや季節など状況に合わせて選択する
・・・など全18項目
☆PART2 テント泊登山 ~計画編~
登山で重要となる山行計画。特にテント泊登山では長時間自然の中で過ごすことになるため、さまざまな要素を組み合わせてより安全で確実な計画を立てる必要があります。
* 登山計画はスキルで考える
* テント泊の目的は体力の回復
* 1日目はなるべく平地で急峻な山域を避ける
* 2日目は日の出の2時間前から行動開始
・・・など全13項目
☆PART3 テント泊登山 ~行動編~
綿密な計画のもと、いざテント泊登山のスタートです。日帰り登山に比べて荷物が重たくなるテント泊登山ですから、歩き方、のぼり方にも注意すべき点があります。
* 心拍数を上げない歩き方
* 脂質代謝型の歩行とは
* 行動食に必要な要素
・・・など全6項目
☆PART4 テント泊登山 ~設営編~
目的地のテント場に到着したら、いよいよテントの設営です。ここでは設営場所の選び方、設営時のルールとマナー、設営のコツなどを紹介します。設営に役立つ簡単なロープワークも紹介しているので、覚えておきましょう。
* テント設営が許可されている場所
* 知っておくべきテント泊の基本のマナー
* テントを張るのに適した立地・適さない立地
・・・など全6項目
☆PART5 テント泊登山 ~就寝編~
テント場まで歩いた体の疲れを癒すために欠かせない要素は、睡眠と食事です。これを疎かにしては2日目に行動する体力を取り戻せません。2日目のための過ごし方を抑えておきましょう。
* テント泊では「爆睡」を目指す
* 食事は手間を楽しむよりも体力回復を優先する
* 次の行動のための準備ともしもに備える
・・・など全5項目
☆epilogue 次のテント泊登山に向けて
違う季節、違うルートを選び、その都度装備や計画を再構築していくテント泊登山。二度と同じ条件下で行うことはありませんが、経験値は蓄積されます。次回のテント泊登山に向けて、装備や計画の見直しをしてみましょう。
* テント泊登山は自分の快適を知るための遊び
* 装備の見直しに終わりはない
* テントとレインウェアのメンテナンス
・・・など全6項目
合わせて読みたい
山の仲間づくりと登山の総合的なスキルを身につけたい方
当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する4期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?
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