絶景の剣岳!2泊3日テント泊山行写真レポート

絶景レポート 2日目 剱岳アタック

さて、翌朝。いよいよ山頂アタックの日です。日の出前に出発し、荷物はテントに置いていけるので、ほとんど空身で楽ちん。

剣山荘につくころにはだいぶ周囲も明るくなってきました。

さらにあるき進めると、いよいよ岩稜帯に入り、鎖もでてきました。

高度を上げ、振り返ると剣沢全体がよく見えます。今日はあそこから来たのね〜

そしてまずは一服剱。

さらに岩場をのぼり・・・

一休みしていると・・・ん!?

なんとかわいいオコジョが僕たちの眼の前に姿を現してくれて、ほっこりします。

次は前剱をめざします。まだ剣ではありません。

続いて切れたった岩壁をトラバースしたり・・・

高度感のある岩場をクライミング。

遠目から見るとすごいところを登っているように見えます

ん!?これはなんのポーズですかねぇ、Tリーダー。

向こうに見えるのは、源次郎尾根のI峰とII峰。

もともとはこの源次郎尾根やそのとなりの長次郎谷から登ろうという話も出ていましたが、今年はコロナの影響で山行回数が減り、あまり準備ができていないため、次回にお預け。

そして前剱も越え、有名なカニのタテバイもクリアしたら山頂はもうすぐそこ。

そしてついに登頂!山頂からの絶景!こちらは剣沢方面。

そしてこちらは八ツ峰。ギザギザしていて、そそりますね〜。

先行班とは山頂で合流したので記念にパチリ。

そんなこんなで下山します。

カニのヨコバイもみなさん難なくクリアします。

JMIA登山講習会ではクライミングの技術も学びますので、剱岳と言っても一般登山道の今回のコースではみなさん余裕をもって歩いていました。

メンバーからは「鬼ガバだらけですね!」なんて声も(笑)確かにガバしかないので焦る要素はないのですが、頼もしい限りです。

講習会に入る前はほとんど登山経験もないメンバーも、1年足らずで3000m級をテント泊縦走できるくらいに成長するさまを見て、運営サイドとしては感慨深いのと同時に、当講習会の価値を改めて認識した瞬間でした。

さてさて、下山も順調にこなし剣山荘に到着。このあとは、今回見送った長次郎谷コースの雪渓の状況をチェックしにいく予定でしたが、ビールの誘惑に勝てずあえなくここで業務終了(笑)

次ページでは、最終日、バリエーションルートからの立山三山の様子をお伝えします。

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安全な登山のためには、総合登山力が必要になりますが、ネットや雑誌などで知る単発的、断片的な知識だけでは安全な登山のためには十分とはいえません。本書は、JMIA登山インストラクターの水上宏一郎・著、岩崎元郎・監修による、主に登山入門から5年目くらいまでの初級者・中級者に焦点を絞り、安全に登山を行う上で必須の知識を体系的にまとめたものです。

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