今回軽量なバックパックを導入し、これまでの天蓋や2気室のものとは違いシンプルな1気室ロールトップのものになりました。雨具やファーストエイド、クッカー、テント等自分がセットしたい位置へ素早くパッキング出来ず苦戦します。こつというか何か良い方法がないでしょうか?実践されている事を教えていただければ幸いです。
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栗山 祐哉
確かにシンプルな1気室タイプのバックパックはバランスの良いパッキングが求められますが、慣れてしまえば寧ろ2気室タイプのバックパックよりパッキングしやすいと思っています。
画像Aの場所には寝袋、着替え、ダウンパンツなどをひとつのスタッフバックにまとめて入れます。
続いてBの場所にバーナー、テント、雨具、ファーストエイドキットなど、形が不揃いなものを並べます。この時、可能な限り背中側に詰め、バックパックの表面側には少しクリアランスを残しておきます。
その後Cの場所にダウンジャケットを詰め込むことで、荷物全体をそっと抑え込むこととなり、安定したパッキングが可能になります。食料、水などはDの場所へ、その他小物類はEの場所(雨蓋)に入れます。
このパッキング方法で、冬季幕営登攀一泊二日装備を30Lに収めることに成功しています。これには50mのハーフロープやアイススクリューなどのギア類も含まれており、ハーネスとその周りのガチャ類以外の全てをバックパックに収納しています。
丁寧なパッキングができれば、隙間なく容量目一杯を使えるのが1気室タイプのバックパックの魅力。
上記のコツをもとに是非取り組んでみて下さい^_^
ご参考にして頂ければ幸いです。
添付写真1
動画で解説!
ブログもいつも拝見しており、先日は参考にしてレッドレンザーのヘッデンも購入致しました^_^
ザックの図解入りでとても参考になりました。ダウンジャケットを緩衝材にしてズレをなくす等目からウロコでした。早速試してみたいと思います。ありがとうございました。
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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?
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