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後藤 真一
自身過去山行のうち半分を沢登りで占めている立場からお答えいたします。
まず何といっても登山元来の魅力である「未知未踏性」「原始性」そして「創造性」であると思います。
登山地図に掲載されていないルート取りを自分たちで切り拓いていく面白さですね。
ただ登山初心者が見様見真似で安定してできるわけではありません。
必要装備を担いで登る体力(例えばテント泊装備を担いで北アルプスなどを問題なく歩けるなど)
沢中および尾根上でのナビゲーション力(読図力)
滝の直登や急峻な場所の高巻きに必要なクライミング力と装備の正しい扱い方
クライミングに必要なロープワーク(エイトノットやクローブヒッチ、ムンターヒッチ、フリクションノット)
沢によっては泳力、雪渓処理能力
など、まさに沢登りとは登山の「総合格闘技」と言っても過言ではありません。
またその分、一般登山道とは違い様々なリスクも存在しますので、それらを知り、現場で察知する力も必要です。
それらの能力は一朝一夕では身に付くわけにもいきませんので
まずは初心者用のメジャーな沢を、経験豊富なリーダー(少なくとも100本以上沢に行っている方)や
ガイド、または我々のような登山インストラクターなどと経験してみることがよいでしょう。
私も過去多数のクライアントさんを沢登り講習に連れて行きましたが
時々イメージだけ先行して、現実の沢登りには不向きな方もいらっしゃいますので。
遡行可能時期も一般的には春から秋ですが、私の在住している神奈川では通年楽しんでいます。
添付写真1
添付写真2
沢登りは本当に総合的な登山力が求められるものなんですね。それが一つの大きな魅力になっていることも理解しました。
写真もありがとうございます。これだけでも魅力が伝わってきます。通常の登山では味わえない景色ですね。
まだまだ自分に足りない技術もありますので、少しずつ学びながら挑戦していきたいと思います。
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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する6期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?
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