今年の夏も連日猛暑が続き、うんざりしている方も多いのではないでしょうか。
こんなときは、山に涼をとりに行く!ということで、沢登りに行ってきました。
この時期の沢登りは、冷涼な沢筋で滝の水しぶきを浴びながら上り詰めていくのがとても爽快で、猛暑も忘れてしまいます。
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そんな沢登りについては、「原生の自然を歩く冒険的な登山、沢登りの魅力」でも紹介していますが、今回は皆さまにも涼をお届けするため、最新の360°カメラでその様子を撮影してきました。
滝を流れ落ちる水の勢いや、スリリングな岩登りなど臨場感あふれる映像となっています。
また、今回調子の良かったヒル対策も紹介していますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
迫力の沢登り映像
今回の沢登りは、丹沢は葛葉川本谷。葛葉の泉から入渓し、三ノ塔に詰め上がるルートです。
入渓すると、まずは心地よい沢筋を歩きます。沢筋は蒸し暑さがなく、沢の冷涼な空気がとても心地よい感じでした。
続いて、だんだん緊張する場面も出てきました。みなさん上手に岩壁をへつりながら進みます。
続いて少し高さのある滝。念のため、ロープで確保します。文字通りシャワークライミング!
緊張感と爽快感、アドレナリンも出まくりました。そして、まだまだ遡行は続きます。
ちなみに今回撮影に使用したのはInsta360 one X2というアクションカムです。
360度映像やドローン風映像が簡単に撮れ、編集もアプリをタップするだけのスグレモノで、山の絶景を収めるのにも最適です。
ヒル対策
この時期の丹沢といえば、気になるのはヒルちゃん祭り。別に大した害はないヒルちゃんですが、できればお世話にはなりたくないのが人情。
予防対策として今回使ったのは、フマキラーの「天使のスキンベープ プレミアム」。
非ディート系で、子どもにも安心して使えるということで普段から使っていましたが、まったく虫を寄せつけず蚊に刺されなくなった実績を買って、今回の沢でも使って見ました。
予め携行用に小さいスプレー容器に入れておき、入渓前に足首はじめ地肌に塗布し、ソックスやウェアの上からも吹き付けます。
沢に入れば水で流されてしまうので、こまめに休憩中にウェアの上から吹き付けておいたら、ヒルちゃん一匹も現れず。
三ノ塔で沢靴からアプローチシューズに履き替え、足首丸出しで下山してみましたが、全く問題なし。
他のメンバーもヒル被害はなかったので、たまたまいなかったのかもしれませんが、個人的には天使のスキンベープ信者になりました。
ヒルだけでなくマダニにも効くようなので、山に入る方は必携のアイテムかもしれません。
沢登りをやってみよう
沢登りは、映像でもご覧の通りクライミング技術や安全確保のためのロープワークが必須のスキルとなります。
また、整備された登山道ではない山道を歩きますので、地図読みやルートファインディングのスキルがとても重要になってきます。
これらの技術は独学ではなかなか身につけることが難しく、登山の総合的なスキルが必要になります。また一人での沢登りは難しく、仲間も必要です。
沢登りのような、仲間との冒険的な登山を志したい方は、登山の総合スキルが学べるJMIA登山講習会を検討してはいかがでしょうか。
JMIA登山講習会は単発の講習会ではなく、年間を通じて同じレベルの仲間と継続的に山を学ぶプログラムになっています。
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