日帰り登山からステップアップし、小屋泊の登山を経験すると次に憧れるのはテント泊での登山ではないでしょうか。テント泊の醍醐味はなんといっても大自然の中で寝泊まりし食事をするアウトドア感のほか、プライベート空間の確保、宿泊費がかからないなどのメリットがあります。
しかし、テントの設営方法やテント生活でのノウハウ、工夫などは経験者からの指導がないとなかなか身につかないのも事実。そんなときは、プロの登山インストラクターから直接指導をうけるのが一番の近道です。
この夏、テント泊に挑戦したいと思っている方は必見の講習プログラムのご案内です。
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プログラム紹介
登山をはじめると、特に憧れるのがテントを背負っての山行ではないでしょうか?
衣食住の全てを背負い、自分自身で全てを完結させるテント泊にこそ、ほんとうの意味での登山の醍醐味感じられるものです。
布一枚向こうには大空が広がり、常に山の空気を感じながら、満点の星空のもとで眠る。
誰にも邪魔されることのないプライベート空間で山の時間を満喫する。
重い荷を背負っての山行を達成した時、登山者としての成長をきっと実感できます。
山小屋に頼らず泊まりの登山を行うテント泊山行では、様々な注意点が存在します。
例えばテント設営を行い場所選び。誤った場所に設営してしまうと、夜中に雨が降ってテント内に浸水が起こったり、寝ている間に何度もマットからずり落ちてしまったり、風の音に悩まされる夜を過ごしたり。
もっと誤れば、落石や鉄砲水、雪崩などにより命を落とす場合もあります。
また設営手順においても、ガイドラインをペグダウンする正しい位置やフライシートの張り調整、地面の異物確認、風向きなど考えることがたくさんあります。
他にも調理に関することや結露による濡れ問題、道具の使い方や選択。実に様々な疑問が沢山浮かんでくるものです。
これらの問題を教科書で学なぶだけではなかなか技術として身につくわけでなく、現場で経験しながら、その場でいろいろと直接指導者への質問を交えながら経験値を高めていくことがとても重要でなないかと考えています。
またテントや寝袋、マット、調理機材、食材などを背負い、その重量を背負った状態でどのくらい体に負荷がかかるのかなどを把握することもまた、テント泊登山を行う上でとても大切な経験による情報となります。
この企画では日本最高所に湧き出る本沢温泉でテント泊体験を行い、翌日は八ヶ岳連峰の一座である硫黄岳へ登頂します。
本沢温泉は渓流沿いに、国内最高所に湧き出ている湧き出ている源泉です。これだけでも十分訪れる価値のある、最高の野天風呂を楽しめます。(露天風呂は混浴となります。ご入浴の方は水着をご用意頂くことを推奨致します。また男女別室の内風呂も御座います。)
テント泊登山者として必要な技術と経験を学ぶ為の企画です。
最高のロケーションで、楽しいテント泊を体験しませんか?
さぁ、テントを背負って山に行こう!!
日程
- 2018年7月15日(日)~16日(月) 【 締切 7/12 (木) 19:00 】
- 2018年8月18日(土)~19日(日) 【 締切 8/15 (水) 19:00 】
参加条件
- 大凡コースタイムで歩けること
- 日帰り登山の経験が充分あること
用意するもの
- テント
- 寝袋
- スリーピングマット
- バーナー、クッカー (有料で山小屋での食事も可能です)
- 一般登山装備一式(レインウェア、防寒着、着替え、ヘッドライト、水筒など)
- 昼食・飲料(初日の昼・夜、二日目の朝・昼、十分な量の飲料水 )
- 水着(野天風呂は混浴となりますので、お持ち頂くことを推奨致します)
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家族が安心して山へ送り出してくれる登山者になるために
当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する3期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?
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