登山の運動生理学第一人者が教える、登山のための体力トレーニング – 第3回JMIA安心安全登山公開講座

各回、そのテーマに精通した登山会のキーパーソンを招いて机上による講習と実技による講習それぞれ実施する「JMIA安心安全登山公開講座」、第三回は登山のための体力づくりがテーマです。

登山は長時間体を動かす必要があり、とても過酷なスポーツであるともいえます。体力が十分でないと、遭難など命にも関わる事故につながる場合もあります。安心して登山をするために必要な体力はどうつけていけばよいのでしょうか。

三浦雄一郎氏のトレーニングサポートも務める山本正嘉氏 (鹿屋体育大学教授)に教えていただきます。

本講座は定員に達したため募集を終了いたしました。多数のお申込みありがとうございました。

生涯登山のための体力トレーニングをお教えします!

警察庁によると、2017年の全国の山岳遭難は遭難者3,111人、死者行方不明者354人と、1961年に統計を始めて以来最悪を記録し、その原因を「登山者の知識、経験、体力の不足」と厳しく指摘をしています。特に高齢化の進む現在の日本では登山者の体力不足は遭難増の大きな原因で、なおかつ登山は一般に考える以上に体力が必要な過酷なスポーツです。日本の登山の運動生理学の第1人者の講師が、安全登山・生涯登山の為の体力トレーニングをお教えします。

机上講座

  • テーマ
    • 「登山の体力トレーニング」
  • 講師
    • 山本正嘉氏(鹿屋体育大学教授)
  • 日時
    • 2019年2月15日(金)19:00~21:00
  • 会場
  • 参加費
    • 無料
  • 参加資格
    • どなたでもご参加いただけます(要申込み)

講師のプロフィール

山本正嘉

1957年横須賀生まれ。東京大学卒(教育学博士)、現在鹿屋体育大学教授、同スポーツトレーニング教育研究センター長。専門は運動生理学とトレーニング学で、登山の運動生理学の第1人者。登山歴40年、シブリン6543m北壁初登攀、アコンカグア6960m南壁アルパインスタイル登攀、チョーオユー8201m無酸素登頂、ムスターグアタ7546m低酸素トレーニングを活用したスピード登頂など。

主著は「登山の運動生理学百科」「登山の運動生理学とトレーニング学」(いずれも東京新聞社)。2001年秩父宮記念山岳賞受賞。三浦雄一郎氏の70歳、75歳、80歳のエベレスト登頂のトレーニングサポートを行う。

主催

日本登山インストラクターズ協会

協賛

日本山岳救助機構合同会社(jRO)

関連情報

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四季を問わず縦走・岩登り・沢登りを始め、読図にこだわった藪山や雪山縦走、あるいはトレイルラン・アイスクライミング・山スキーに至るまで様々な趣向をもった山の仲間と、登山の基本技術項目15単位を入会者ご自身のペースで、およそ3年以内をめどに受講いただける登山講習です。

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当サイト「GoALP – 山を楽しむ人のための安心・安全登山メディア」の監修者でもあり、登山を教えることのできる者が集まった非営利集団で、山岳事故を減らすための啓発活動をしている日本登山インストラクターズ協会(2013年創立・岩崎元郎代表)が、来春より開催する4期目「JMIA登山講習会」の受講者を募集しています。あなたも、一年かけて実際に山に登りながら山岳指導者の手ほどきをうけてみませんか?

電子書籍:初級中級・登山の教科書を進呈

安全な登山のためには、総合登山力が必要になりますが、ネットや雑誌などで知る単発的、断片的な知識だけでは安全な登山のためには十分とはいえません。本書は、JMIA登山インストラクターの水上宏一郎・著、岩崎元郎・監修による、主に登山入門から5年目くらいまでの初級者・中級者に焦点を絞り、安全に登山を行う上で必須の知識を体系的にまとめたものです。

  • そういえば登山に関する知識ってきちんと学んだことない
  • 断片的に知ってはいるけど、全体的には知らないことが多い
  • 登山で怖い思いをしたが、どうすればよいかわからない

などに該当する方は必見の一冊となります


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