登山道を歩いていて、それまで明瞭だった踏み跡がなくなり、ふと道がわからなくなってしまう時があります。また、登山道に沿って歩いているつもりがいつの間にか道を外してしまっているなんてこともあったりします。

そのような状況では、自分の現在地と進むべき方向を把握できないと、それはすでに遭難状態の一歩手前といえます。警視庁の統計によると、山での遭難の要因のおよそ4割近くは道迷いが原因と言われています。

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