西丹沢に流れる美渓、モロクボ沢。白い岩と美しい水、緑の苔に、何と言っても見応え抜群の大滝!
30mもの高さから流れ落ちる大水量の豪瀑は迫力満点。しかも、その滝のすぐ側まで足を踏み入れることができるので、その圧倒的なパワーを直に感じることができます。
そんな大滝、実はこの沢の1つめの滝としていきなり現れますw
この大滝横壁の登攀が突然のハイライトで、その先は美しいナメと釜が続く渓相。
とても美しいのですが、ちょっと平凡…。
そこで Kuri Adventures では、オリジナルルートを歩きます!
以前訪れた時、増水と大雨によりエスケープしたルートがとても良かったので、今回は最初からそのルートを辿ります。
本流から外れた、誰も歩いたことが無いような細い支流を登ります。この冒険感は、なんだかとてもワクワクします♪
水線の細いいくつかの小滝を登ると、突然現れる壁の様な滝。
滝の右壁を巻き、ナイフリッジの縁を歩き滝上へ。
やがて水は枯れ、木々の葉がトンネルのように開き、ふわふわとした枯れ葉の谷間に出ます。
ここからは尾根へ乗り移り、心臓破りのど急登を登ります。
道無き急峻な斜面を、パーティー全体がロープをつなぎあい登り詰めます。
そしてついにたどり着く、標高1119mのピーク。
小さな低山ですが、きっとこれまでにない満足が得られます!
未知のルートに突き進む冒険感こそ、本来登山のあるべき姿であり、アルピニズムとはそういう楽しみを言うのだと思います。
そして、日本においてもっともアルパインクライミングの原点に近い登山形態は、沢登りにこそあると感じています。
ご参加頂いた皆さまには、きっとその素晴らしさをご理解頂けます。
で、そんな刺激的なルートですが、実はさほど難しいルートでもありません。
沢登り初心者でも問題無くご参加頂けるルートでありながら、これだけ冒険的な山登りが楽しめる。
それがこのルートの良さだと思います。
夏の終わりのこの時期、沢登りのシーズンももう間もなく終わりを告げます。
きっと思い出に残る一本として、是非モロクボ沢オリジナルルートの沢登りを楽しみましょう!!
プログラム概要
- インストラクター
- Kuri Adventures 栗山 祐哉
- 日程
- 2017年6月25日(日) 【締切 6/22(木) 19:00】
- 2017年8月13日(日) 【締切 8/10(木) 19:00】
- 費用
- ¥12,000 (税別)
- 集合場所
- 新宿駅または新松田駅または西丹沢自然教室駐車場